ユーザー農家紹介
突撃レポート
新光農園
vol.15,2015年 にんにく種植え
快晴!にんにく作業日和!
今年も始まりました!にんにく育て。
子育てのようにしっかり手間暇かけ、来年初夏の収穫を目指す最初の一歩。
今日も大勢の人での大作業。ざっと30名ほど、それぞれの担当作業をさくさく進めています。
畑へ着くと、たくさんの種が用意されていました。ひとつひとつ大きいですね!
この種は、昨夏に新光農園さんで収穫した種。それを病気対策のための消毒をして今日の種植えに準備してきました。にんにくはとても病気に弱いのだそう。
ステビアキングについて、新光農園の新堂さんにお話を伺いました。
「使用しはじめて8年、しっかり効果を感じています。慣行栽培に比べると、肥料を使う量が少なく済むのでコストも安くおさえられ、有機栽培と慣行栽培のいいとこどりだよ!」
種植え作業はまだ前半で、これからしばらく続きます。後半は機械も導入していくそうです。
植え付けには多くの作業工程が必要です
ひとつの種を植えるのに、多くの人の手がかかっています。
こちらは、植え付け作業その1、トラクターでのシートを敷き。運転する人、後ろで調子を見る人の3名体制。時々修正しながらまっすぐぴっちりシートを敷いていきます。一見簡単そうですが、曲がっていないか、寄れがないか気の抜けない作業。
シートの端は、はがれないように溝を掘って土をかぶせます。
いよいよ、種が土の中に入ります。トラクターが落としていったにんにくの種を、ひとつひとつシートの穴に置いていきます。ずっと腰を曲げての作業ですが、皆さんの手は早い!
そして穴に置かれた種を、新光農園オリジナル道具でぐいっと土の中に。(この道具はこちらの記事で紹介しています。)
「普通は手で入れるんだけど、この道具があるとグッと入って楽なんだよ」
曲がって入れると、芽がまっすぐ地上に出られないので、こちらも気の抜けない作業です。
そうして植えられた種に、機械で土をかぶせていきます。
まだまだ作業は終わりません。
次は道具を使ってかぶせた土をはいて山を作ります。
何のためかというと、、、?
雨、風により、せっかく被せた土が沈んでしまい、にんにくの種が土から出ないように土を山にします。そしてシートの表面を光に当てることで土中温度を上げ、芽を出しやすくするためだそう。この山の位置を間違うと、せっかく敷いたシートがはがれてしまい、やり直しになったり、生育に影響がでたり。地味ですが一番繊細な作業!と思いました。
「にんにく栽培に長年やってきてわかってきた作業です。芽が出るまでも目が離せないのですが、芽が出たら出たでまっすぐ育つようにしなければいけないし、雪が降るまでも様々なことに気をつかうし、にんにくは手のかかる野菜です。」
こう話してくれた方の顔からは、にんにくへの思いや愛情が感じられました。
いろいろな人が働いています
こうした大きな作業の時は、さまざまなところから人が集まって作業します。
いつも作業に来ている人、たまにお手伝いに来る人、授産施設の方もいらっしゃいます。
今回は、新光農園社長からぜひ来てくださいとのオファーで、「心の里 うぐいす」の皆さんが階上町から作業にいらしていました。
お話しを伺うと、普段は施設でしいたけ栽培などに携わり、時期になると、にんにく種植え、採取や選別、消毒など一連のにんにく作業をしているとのこと。階上から三沢までなので、朝早いのが大変ですが、施設と違って、一般の人と同じ仕事をしたりふれあうことがとても楽しいそうです。
前回の取材でお会いしたインドネシア人の方もいらっしゃいましたよ。初めての種植えですが、楽しい!と言っていました。ベテランのお母さんたちに交じって手際よく作業されていました。
また、前回伺った、にんにくの根の効果がすごい!という続きのお話も聞き、にんにくパワーはまだまだ未知数なことを教えていただきました。次回までにもっと研究して教えてくださるとのことで、楽しみにしています!
今回も取材撮影にご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
インタビュアー : 佐々木
ステビアキングは、ステビアと汚泥から生まれたリサイクル有機肥料。自然環境と農作物にやさしく、多くのユーザーの方が「品質がアップした」と効果を語っています。